20240315Seminarimage

OpenAI社のChatGPTによって広く一般に認知され、誰でもアクセスできるようになった生成AI。英語教育の領域においても、これまでの学習や授業のあり方を変えるほどのインパクトがあり、その活用方法は日々模索されています。一方、溢れる情報の中で必要な情報を見極め、教育に活かしていくには大変な労力を伴います。

本セミナーでは、英語の4技能の中でも教員の負担が最も大きいとされる「ライティング」にスポットをあて、生成AI時代のライティング指導について考えます。

講師には、京都大学全学共通科目の英語カリキュラム改定に関わり、生成AIの語学教育への影響についても詳しい京都大学国際高等教育院金丸敏幸先生を迎え、生成AIの英語ライティング指導への影響や授業での活用例についてお話しいただきます。

とくに、生成AIのポジティブな点とネガティブな点を取り上げて説明いただきます。ポジティブな点では、学習者にとって有効な足場掛けにするための利用法や、評価のサポートツールとして活用する方法について紹介します。一方、ネガティブな点としては、生成AIと学習者の書く英語の違い、課題や評価において注意すべきことに焦点を当てます。

皆様のご参加をお待ちしております。

こんな方におすすめ
  • 大学で英語ライティングを指導している
  • 生成AIを使ったライティング指導に関心がある
  • 英語ライティング指導における生成AIの使用にどのような問題があり、どのように活用できるのかを知りたい

開催概要

ETS Japan春休みスペシャルセミナー「生成AI時代の英語ライティング指導」

  • 2024年3月15日(金)14:00 - 14:35
  • 参加費:無料
  • 形式:オンライン(Zoom)
  • 使用言語:日本語
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金丸敏幸先生
京都大学 国際高等教育院 准教授
京都大学総合人間学部卒、京都大学博士(人間・環境学)。京都大学大学院人間・環境学研究科助教を経て、2014年4月より現職。ICTやAI、特に自然言語処理の技術を外国語教育に導入し、教材や教授法、評価の改善に取り組んでいる。京都大学全学共通科目の英語カリキュラム改定に関わり、新入生全員が利用する英語e-Learningシステム「GORILLA」を開発。その運用に携わる。著書に、『京大・学術語彙データベース基本英単語1110』(研究社:共著)、『TOEFL ITP®テスト 公式テスト問題&学習ガイド』(研究社:共著)などがある。現在、一般社団法人大学英語教育学会(JACET)理事。


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ETS Japan 「生成AI時代の英語ライティング指導」セミナー担当
criterion@etsjapan.jp