日本には社会に出てからも、社会人留学を目指したり、次のキャリアへの足掛かりを作るため自己研鑽されたり、後世への指導などに活用したりするためにTOEFLを学ばれている方が多数いらっしゃること、そしてその数は他国よりずっと多いことをご存知ですか?

実は、2023年に日本国内でTOEFL iBTテストを受験された方の約2割が30代以上の大人なのです。

敢えて難易度の高い4技能試験に真正面から取り組み、海外でも通用する英語力を養おうとされている方々は一体どのようなことを考え、行動しているのでしょうか。仕事や家庭を守りながら、自分がやりたいこともあきらめずに突き進んでいくオトナ世代のTOEFL学習者から、等身大のメッセージをお届けします!

testimonials

TOEFLを活用して
挑戦したいことは?

T.S様1

T.S.さん

国家公務員 30代

現在のTOEFL iBTスコア:103
海外経験:仕事で半年間カナダ

職場から今年の2月に突然、今年中に米国大学院に合格して修士を取得するように命ぜられました。 その後、3月のTOEFL初受験で65点を取得し、このままでは一校も合格できないと焦りました。そこから、毎日欠かさず勉強を続け、定期的に勉強の仕方を改めて、自分のレベルに合わせて勉強法を更新し続けました。 

そして、その結果、12月9日に103点を無事に達成することができ、米国大学院受験の一つの関門を通過できました。これから受験申し込みをしていき、米国大学院に合格できればと思っております。TOEFLは、一筋縄ではいかない試験で大変苦労しましたが、あきらめずに継続して勉強した結果がでました。終わった後の解放感が心地良いです。 

米国大学院に進学したら、私の専門分野の知識を深めていき、より組織と社会に貢献できればと考えております。 

T.S様3
デスクスペースはTOEFL関連の教材で埋め尽くされています。
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S.N.さん 

金融系企画職  30代

現在のTOEFL iBTスコア:77 
海外経験:現在カナダに親子留学中(8ヶ月目)

金融機関に勤めており海外支店とのやり取りを通じて英語力の必要性を身に沁みて感じたのが英語学習を始めたきっかけです。始めにTOEIC対策勉強をし、半年ほどである程度の高得点が取れたものの、想像していたほど業務での実用性がなく、語彙力やスピーキングに課題を感じていました。オンライン英会話レッスンにも並行して取り組んでいますが、実践を通じてスキル形成するのが最も即効性が高いと考え、留学を目指すべくTOEFLの勉強を始めました。公立カレッジ入学に必要なTOEFLiBTのスコアをクリアできたので、来年からカレッジに通う予定です。

子供たちが学校に行っている間は、カフェで勉強したりスピーキンググループに参加するなど英語学習に取り組んでいます。カレッジ卒業後は、日本本社と海外拠点の連携を強化し、グローバルベースでの組織運営に貢献したいと考えています。

s.n1-1
カナダの晴れた日は、空が青く広く、空気もとても綺麗です。
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姉弟で喧嘩も多いですが、学校ではお互い助け合い、頼りになる存在だそうです。
s.n3-1
文章題の意味が分からないと問題が解けないため、辞書も使いながら復習しています。
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K.U.さん 

獣医師  30代

現在のTOEFL iBTスコア:70
海外経験:ボランティアでカンボジア

Physician-scientistになるという目標があり、医学部進学を目指しています。TOEFL iBTテストは、国内だけでなく海外も視野に入れることができる点で魅力を感じました。
 
獣医師として仕事をする中で、英語論文を読むことはありますが、英語を話す機会はありません。そのため、最初は長いリスニングやスピーキングに手も足も出ませんでした。また、普段から医学論文を英語で読んでいるため、リーディングには自信がありましたが、歴史や芸術など、馴染みのない分野は苦戦しました。そのため、幅広い分野の英単語を覚えるためにTOEFL対策用の英単語帳を購入し、勉強しました。現在のTOEFLiBT目標スコアは100点で、自分の考えを英語で話せる・書けるを目標に勉強を継続中です。
K.U.さん
自分の勉強机です!3個のタイマーはスピーキング用です。最近は娘と一緒にタッチペンで英語を楽しんでいます。
 
 
Maki2

麻希さん

看護師 30代

現在のTOEFL iBTスコア:76
海外経験:ボランティアで旅行で13カ国、短期語学留学でカナダ、スコットランド

学生の頃は英語を一般教養として学ぶ以外に学習機会はなかったですが、社会人になった頃に、アメリカの大学院に留学したいと思うようになり、TOEFLテストの予備校に2年通い、対策をしました。

NHKのラジオ英会話やオンライン英会話、TOEFLのレッスンなども毎日受講し学習に励んでいましたが、当時は目標の分野で推薦状をもらうのが難しく留学を一度断念しました。あれから10年経ちますが、海外で看護学を学びたいという気持ちを諦めることはできませんでした。現実的には難しいこともあるとは思いますが、再度留学を目指してTOEFLにチャレンジしています。  

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勉強机です。以前使っていたテキストを主に使っています。留学費用をためるために、ノートは書類の裏側を使って極力節約しています。
M.Wさん3

M.W.さん

森林・林業 フォレスター 20代

現在のTOEFL iBTスコア:なし。目標80
海外経験:ボランティアで旅行で韓国・オーストラリア

 

現在、私が勤めている森林・林業会社は、最近では海外にも事業を広げています。私自身は海外駐在にも興味がありますが、現状では英語を使う機会が少ないため、英語を学ぶきっかけとしてTOEFL iBTを受験しようと思いました。また、仕事の傍ら大学院でより専門的な知識を学びたいと考えています。TOEFLのスコアは大学院入試でも利用できるので、普段の英語学習も兼ねて一石二鳥になるのではないかと思い、勉強に取り組んでいます。

目標スコア80以上を目指し、弱点であるリスニングとスピーキングを中心に学習しています。TOEFLスコアを活用し、社内での海外事業に携わるステップアップと、大学院での学びという夢を叶えるため、日々研鑽して参ります。 

M.Wさん1
カラマツの苗木(植栽樹種)
M.Wさん2
キュランダ国立公園(オーストラリア)
100.3

Over100さん

士業・専門職 40代 

現在のTOEFL iBTスコア:29
海外経験:なし

私は、将来、途上国でのインフラ開発に携わりたいと考えています。途上国でのインフラ開発に携わるためには、そのインフラ開発自体の知識のみではなく、英語で業務を遂行することや日本以外の専門家の支援を得ることも必要ですので、英語で途上国のインフラ開発の研究ができ、かつ、日本以外の専門家ともネットワークを築く機会の多い海外の大学院への進学を予定しています。

私の職場では英語で業務を遂行する機会がほとんどないので、英語を学習する時間を業務以外に確保する必要性が高いのですが、英語の学習時間を確保することに苦労しています。しかし、現在は進学先の大学院の選択肢を広げるために、TOEFL iBTの目標スコアを100点以上に設定し、少しでも目標スコアに近づけるように努力しています。

over100
教材はボロボロで、付箋もたくさん貼っています
ありちゃん1

ありちゃん

IT業界・人事採用担当 30代

現在のTOEFL iBTスコア:69
海外経験:旅行程度

40歳までにアメリカの大学院に留学したいと思います。ひとつのバーである100を目指して勉強を始めるため、何も対策しない状況の実力勝負で受けてみました。 

初回のスコアが69でしたが、受験英語は得意な方だったので、ここからスコアを上げるのはなかなか大変だなと感じています。勉強するほど難しいなと実感しますが、アカデミックなトピックが意外と面白く、本を読む感覚で過去問題を解いています。ワンオペで子育てをしており、仕事と家庭の両立に日々ばたばたしているので、さらに勉強時間を確保するのは私にとって簡単なことではありません。 

時に勉強を休んでしまう時期もありますが、定期的にTOEFL情報をいただけるので、やる気が湧いてきます。これからはまずは英語基礎、リスニング中心に勉強します。 

ありちゃん3
アメリカの親戚のお家に娘とホームステイをしました。英語があまり喋れない娘が、お友達と仲良くなるためにYouTubeをみせています。
ありちゃん2
勉強や仕事ばかりでは娘が「遊んで!! 」と怒るので、週末は度々大きなアスレチックがあるお気に入りの公園に行きます。
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merits

社会人にとって
点数以外のメリットとは?

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" 集中力を鍛えることができた "

TOEFL iBTの問題はコンテンツを正しく理解しているかを問われる問題が多く、とにかく集中力が大事なので、その訓練をすることで、仕事でも一つの作業に没頭できる時間が長くなるかもしれません

テストに取り組んでいるときは徹底的に目の前の課題と向き合いますが、仕事では複数のことが常に頭の中にある状態で色々なことを同時に考えながら行うため、その注意散漫さがテストの集中力を欠く要因となります。テスト勉強を重ねるうちに、一つのことに集中することの大切さを学べました。

speaking
" 会話の無駄を意識できるようになった "

TOEFL iBTのSpeakingセクションでは、要約力が必要です。回答時間が45〜60秒程度と大変短いため、この練習を積むことで普段のビジネスコミュニケーションの場でも限られた時間の中で自分のことをよく知らない相手に情報を伝達しようとする意識を磨くことができました。

母国語でも内輪同士、日本人同士だけが通じる会話を自然とダラダラと話す癖がついてしまっていたので、業務時間とそれ以外でのメリハリを意識し、会議や打ち合わせ、雑談の中でもできることがないか意識できるようになりました。

search
" 探求心を持てるようになった "

TOEFL iBTで出題されるトピックは、主に海外の大学の授業やキャンパス内で交わされる会話なので、日本で働く社会人が日々生活していく上で必要不可欠な話題ではありません。例えば、科学領域に関する知識がなくても、仕事への支障はまずありません。

一方、自分の日々の生活に「必要不可欠かどうか」だけを軸に日々情報収集する癖がついてしまうと、知らないこと・経験がないことについても「もっと深く知りたい」と探求心を持って調べることができなくなってしまうのではないかと危惧しました。

現在担当している仕事に直結しないことにも貪欲に学べる姿勢は、ゆくゆく自分自身のキャリアの幅を広げることに役立つのではないかと思います。

confidence
" 日々の「もうちょっと」が自信に繋がった "

「今日は疲れていて勉強したくないな」という日も多少無理をして勉強デスクに座って、眠さや疲れの限界が来るまで脳を動かすことで普段「ここでもうやめてしまおう」と思うところから、さらに少しだけ努力するマインドが身につきました。

最初からいきなり何時間も勉強すると、次の日勉強が嫌になってしまうので、集中できる日だけ行い、その日努力できた自分を褒めて、次の日は少しだけ頑張る。それを繰り返していくうちに、段々TOEFL iBTの勉強がルーティン化できるようになりました。

日々の努力から自分自身の習慣を変えたことが自信に繋がり、仕事に向かう姿勢も以前よりポジティブになりました。

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